今回は、面接で必要な力である説得力と共感力について書いていきたいと思います。
自分はどちらの力を駆使して面接に挑むのかをしっかりと把握しておかないと、中途半端になって落ちます。また、業種・業界によっても説得力を使うべきなのか、共感力を使うべきなのかを考えた方が良いこともあります。
では説明していきたいと思います。
説得力
面接では、面接官を説得させることが出来れば内定をもらう確率が上がります。説得させるためには、第一に論理的に話せなければなりません。しかしそこには1つの危険性があります。
論理破綻が起きた途端に説得力が0になってしまうということです。理系の学部で、研究や日頃から論理的に考える思考を身に付けていなければ、必ず質問などでぼろが出てしまいます。
論理的に話すことが苦手な人に、もう1つの説得力と同じくらい強力な武器をご紹介します。
それは「共感力」です。
共感力
共感力とは、文字通り共感を得て納得してもらうことです。例をあげて説明します。
商社に行きたい人がいた場合、「私は商社のビジネスモデルに共感し〜〜」というような志望動機ではなく、
「私はお金をたくさんもらい、みんなから憧れて人気者になりたいと思っています。さらに言えばモテたいです。私は商社で働くことができればそれらが叶うと思っているので志望しています。また、それに対して僕は真面目で、商社のことをこれでもかというくらいに調べてきました。語れるものがあります!」
これは志望動機としてはナンセンスかもしれませんが、論理を越えて相手を納得させることが出来るかもしれません。納得させることが出来れば面接官の評価も上がります。
実際に、大手広告代理店1社と総合商社1社から内定をもらっている友人の広告代理店および総合商社の志望動機は「モテたい」からでした。しかし、彼はモテるために学生時代から努力してきていたので、自然と首尾一貫した志望動機になっていたのかもしれません。
ここで注意しておきたいのが、業界によってはその志望動機がすごーく寒いことになります。なので、お固い業界、企業で共感力のみで戦わないほうが得策であると感じます。
とはいえ、論理的に話すことが苦手な方は是非参考にしていただければと思います。
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