就活生は自己分析の前に「メモの魔力」という前田裕二氏の本を読め!


こんにちは。副業パパブロガーのこもん(@buru_kanon)です。

この前、前田裕二さんが書かれた「メモの魔力」を読み終えました。

僕にとって非常に衝撃的な学びがあったのでここで紹介しようと思います。

特に、就活生で自己分析のやり方が分からない人は見ないと損します。

僕が就活生の時に出会いたかったなぁ。。。



就活では自己分析が大切だと言うけれど…

よく、就活では自分が何者かを知るために「自己分析」の大切さを問うてきます。

僕も当時自己分析を言われるがままにがむしゃらにやりました。

・幼少時代はどんな子だった?

・あなたはどんな性格?

・長所は?

・好きな色は?

このような自己質問にたくさん答えていきました。

ただ、自己分析をしたのは良いが、結局自分が何をしたいの?

という問いにたどり着くまでに本当に苦労しました。

 

しかし、もう苦労することはありません。

「メモの魔力」という本を読んでいれば。

具体⇒抽象⇒転用

メモの魔力には随所に「具体⇒抽象⇒転用」という文字が出てきます。

これこそが自己分析の最大の目的なのです。

どういうことか詳しく説明していきます。

 

まず、具体とはその名のとおり具体的な話のことです。

長所は?という質問に「我慢強さ」と答えれば、「我慢強さ」がここでいう具体です。

他にも、好きな言葉は?に対する「感謝」が具体になります。

こういう質問は世に出回っている自己分析の本でもよくある質問ですよね。

たいていの人はある質問に対して、この”具体”を答えるだけで思考を止めてしまいます。

それでは本当の意味で自己分析が出来ていないのです。

 

具体の次に抽象が続きます。

抽象というのは、具体を抽象化するということです。

「メモの魔力」の著者前田さんの話をお借りすると、前田さんの長所は「我慢強さ」です。

なぜか。

幼いころにお金がなく、前田さん自身が何かしたわけでもないのに、良くない環境の中生活しなければならなず、そんな先天的な理由で負けたくない、最初から環境で恵まれた人に絶対に負けたくないという「運命の憤り」からその我慢強さが生まれているとのことです。

したがって、我慢強さを抽象化すると、「運命への憤り」ということになります。

 

そして最後に転用が来ます。

就活の面接の合否は、その企業で必要とされているか否かということになります。

したがって、その企業のメリットになることを就活生は提示しなければなりません。

転用は、さきほど抽象化したものを企業のメリットになりように言い換える、ということです。

先ほどの例でいえば、

我慢強さ⇒運命への憤り⇒運ではなく、努力次第で活躍できる場を作っていきたい

ということになります。

この努力次第で活躍できる場、というのがのちのDeNAのSHOWROOMというサービスとなります。

どんなアイドルでも平等に人気になれる場を作ってあげたいという思いがそこには込められています。




就活の自己分析でもこの転用まで考えてこそ、価値があると前田さんはおっしゃっています。

僕も本当にそう思いました。

 

メモの魔力というタイトルでしたが、自己分析の仕方が如実に書かれていた素晴らしい本でした。

 


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