【COMPANY Forum 2016】牧野正幸氏、レイ・カーツワイル氏の講演の感想【ワークスAP】


 

9月28ー29日に六本木ヒルズで開催されたワークスアプリケーションズ主催の「COMPANY Forum 2016」に行ってきました。

合計9人の講演を聞きました。そのなかで、今回はワークスアプリケーションズ代表取締役社長の牧野正幸氏と、レイ・カーツワイル氏の講演を聞いて感じたことをメモしたいと思う

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9/28   9:30-11:45 オープニングスピーチ&人工知能と人類の未来

ベルサール六本木にて、ワークスアプリケーションズの代表取締役最高経営責任者である牧野正幸氏の「オープニングスピーチ」と、レイ・カーツワイル氏の「人工知能と人類の未来」を聞いた。

 

牧野社長は、就職活動時に1度話を聞いたことがある。(そして非常にイケメンだ)

オープニングスピーチでは、主に「HUE」がいかに優れたERPかというお話だった。

 

HUE、ヒューと読むんだけど、HUEは世界初の人工知能を搭載したERPということで注目を集めている様だった。HUEを使えば、HUE内で行うこと全てをAIで認識し、そこから適切な答えを出すことができるそうだ。

 

例えば、「川崎さんって人どこで働いてる人だっけな。メールした気がするししてない気がする。。。」みたいに、川崎というキーワードしか分からない場合、ドキュメントだけでなく、メールからも川崎が該当するものがあればHUEが洗い出してくれる。

また、同じくHUE内でエアコンと検索した場合、「エアコン」というキーワードはヒットするのはもちろんのこと、AIがエアコンを適切に認識することで「クーラー」というキーワードでも検索が引っかかるようになっていた。

 

このように、AI自身が今までの利用者の行動を判断して、そこから最適解を出すことが出来る素晴らしいERPがHUEなのです。

 

さらに、HUEの開発プログラムはオープンになっていて、利用者には無料で公開されているようで、このプログラムを応用して様々なソフトウェアを開発することができるそうです

 

 

さらに僕が使用したら1番恩恵を受けそうだなと思う、HUEの利点がある。それは、送られてくる書類のフォーマットを全て統一してくれるということである。実際企業によってドキュメントのフォーマットは違うし、フォーマットを合わせるための時間がなくなるのは、かなりストレスがなくなるのでは?と思った。

 

 

オープニングスピーチは1時間30分ほどあった。僕はオープニングスピーチって15分くらいだと思っていたので、ながいよ牧野さん泣。って思ってた

そして11時から、レイ・カーツワイル氏の講演が始まった。正直レイ・カーツワイル氏のことを僕はこれっぽっちも知らなかった。聞くところによると、レイさんは人工知能の研究の世界一権威あるお方のようだった。

プレゼンを聞いてみると、結構難しい。僕は人工知能に関する基礎知識も何もないので、

「とりあえずカーツワイルさんすげーひとなんだ!」

くらいにしか感じることが出来なかった。笑

 

でも、1つだけ勉強になったことがあった。

指数関数

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人口知能に関してだけではなくて、あらゆる技術というものは指数関数的に発展していくものだということ。

例えば、7年かけてある物質のことを1%だけ解明できたとする。普通に考えれば、7年かけて1%しか分からなかったのならば、100%解明するには単純計算で700年かかることになる。しかし、カーツワイルさんによれば、1%分かれば、完全に解明されるまで10年もかからないということ。

指数関数的に伸びるということは、1%→2%→4%→16%と分かっていくということである。

人工知能に関して言えば、HUEしかり、IBMのWatsonなど応用され始めていることから、人工知能における研究がここ10年で急速に進むことはほぼ間違いないと感じた今日この頃でした。

余談ですが、レイ・カールツ氏によれば、人工知能によって人間が支配されるということはあり得ないといっていたので、安心しました。

 

 


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