予備校浪人で失敗しないための8つの格言


こんにちは。兼業パパブロガーのこもん(@buru_kanon)です。

私は大学受験に1度失敗し、1年間の浪人生活を予備校で過ごしました。

そして1年間の勉強の末、無事第一志望の旧帝大に合格することができました。

その時の経験を踏まえて、これから浪人をしようと思っている方に、浪人で失敗しないための格言を執筆しました。

格言①:基礎をこれでもかというほどやれ。

1つ目は「基礎」が死ぬほど大切であるということです。

私は現役時代、基礎を完璧にしないまま、応用問題を解き続けました。

しかし、「基礎がなければ応用することができない」ということに大学受験に失敗して気づきました。

下の図にように、基礎がないまま応用問題を解いても、せいぜいその問題が解けるようになるだけです。

しかし、基礎を完璧にマスターをして、応用問題に取り組むとその問題だけでなく、

「この解き方はあの時にも使えるのでは?」

「逆にこういう解き方をしてみたらどうだろう」

といったように、基礎がしっかりしていることによって、1つの応用問題でたくさんの学びを得ることができるのです。

私の場合ですが、4月から浪人生活が始まって夏休みが終わる9月くらいまでは、周りが応用問題に手を付け始めるなか、私はずっと基礎問題に取り組んでいました。

私は理系志望だったので、特に数学・物理・化学は激しく基礎固めをしていました。

その結果、高校時代から偏差値が20以上も上がったので、やりかたとしては間違いがないはずです。

格言②:参考書・問題集はそれぞれ1科目1冊で良い。

参考書や問題集を集めて勉強した気になる人が予備校で生活をしているとよくみかけます。

その人の机の上にはたくさんの参考書や問題集が置かれています。

でも、それはまったく意味がありません。

参考書と問題集はそれぞれ1科目1冊で構いません。

そして自分で決めたその1冊を誰よりも完璧にこなしてください。極めてください。

そうすることで、基礎だけでなく、応用問題も必ず解けるようになります。

格言③:自分のライバルを設定せよ。

浪人は団体戦ともいわれますが、最終的には個人戦です。

切磋琢磨をし、モチベーションを維持するためには競う相手が必要です。

私が浪人していたときは、自分のライバルを設定していました。

ライバルを設定するポイントは、

  1. 自分より少しレベルが上の人を選ぶ
  2. ライバルはひそかに設定する

ということです。

自分よりレベルの高い人をひそかにライバルと設定するのです。そうすることで、常に秘めた闘志を燃やし、モチベーション維持につながります。

格言④:遊ぶ日を作っても良いが、少しは勉強に触れよ。

まず、浪人生活1年間のうち、1日も遊ばずに意識高く勉強をする、ということはまず不可能だと思ってください。

時にはリフレッシュも必要ですし、息抜きにからだを動かすことも必要です。定期的に実施してください。

しかし、私の経験を踏まえると、1日勉強せずに遊んだ次の日は集中力が低下しました。以前の集中力はもちろん取り戻すことができますが、少ししんどい思いをします。

なので、例えば半日遊んで半日勉強するといったように、勉強をしない日をできるだけ作らないようにしましょう。

どうしても勉強する時間がとれなさそうな場合は、寝る前に英単語帳を開くだけでもしましょう。少しでも脳に勉強するクセをつけさせたままにさせることが大切です。

※一応言っておきますと、お酒はNGです。

格言⑤:睡眠はしっかいとれ。

睡眠は絶対にしっかりとってください。

よくいるのですが、「徹夜して勉強した」と言って自慢してくる人がいます。学校の定期テストならまだわかるのですが、浪人は長期戦です。徹夜をして生活リズムを壊すくらいなら勉強しないで寝たほうがマシです。

人にもよりますが、1日6~7時間がベストですね。僕は6時間だと少なかったので、7時間くらい寝ていました。

格言⑥:午前中を無駄にするな。

午前中ほどはかどる時間はありません。

午前中には暗記系ではなく、頭をつかう数学や物理を解きましょう。脳は起きてから数時間かけて活発になり、午前10時にピークを迎えると言われています。

私は9:30から予備校の授業が始まっていたのですが、1時間前の8:30に来て、数学の問題を2問ほど解いていました。

慣れると本当に頭がすっきりしているので、はかどりました。

格言⑦:信じる先生は1科目1人にせよ。

これも1つのテクニックなのですが、1年間の浪人生活で「この先生ついていくぞ」という人を1科目1人決めると、モチベーション維持につながり、かつ成績が上がりやすいです。

なぜなら、解き方、進め方が一貫しているからです。

解き方、進め方が毎回同じだと、脳にも染みつきやすく、解くことができる自信にもつながります。

格言⑧:マラソンと同じようにモチベを維持せよ。

最後に、モチベーションは無理に高くさせないほうがよく、そして低くもさせないほうが良いです。

予備校での浪人生活は長期戦です。

マラソンと同じように、ダッシュすることもなく、止まって休むこともなく、一定のリズムで勉強をしていきましょう。

そうすることで、合格は確実に近づいてきます。

まとめ

最後にまとめます。

  1. 基礎をこれでもかというほどやれ。
  2. 参考書・問題集はそれぞれ1科目1冊で良い。
  3. 自分のライバルを設定せよ。
  4. 遊ぶ日を作っても良いが、少しは勉強に触れよ。
  5. 睡眠はしっかりとれ。
  6. 午前中を無駄にするな。
  7. 信じる先生は1科目1人にせよ。
  8. マラソンと同じようにモチベを維持せよ。

これを実行すれば確実に志望校合格に近づきます。


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