今、あなたは生後1歳未満の赤ちゃんを育てられているママかと思います。
いろいろなことが赤ちゃんに起こり、ちょっとしたことでも不安になってしまう時期でしょう。
赤ちゃんを育てていくなかで、突然ビクッと手足を動かすことはありませんか?
私の娘も生後しばらくはそのような動きをしていました。
その動きはモロー反射と呼ばれています。
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モロー反射とは
モロー反射とは、大きな音など外部の刺激によって、赤ちゃんが驚き手足をびくつかせたり、何かに抱きつこうとする動作のことを言います。
モロー反射は次のような時に頻繁に起こります。
- 寝ているとき
- 大きな音を立てたとき
- まぶしい光を当てられたとき
- 急に高いところから低いところへ移動したとき
オーストラリアのエルンスト・モロー医師が発見したので、モロー反射という呼び名になった訳ですが、この動作は新生児特有の「原始反射」というあらかじめ生まれ持った反射の1つです。
なのでモロー反射は病気ではなく、赤ちゃんが正常に育っている証なのです。
モロー反射は生後4か月ごろまで続く
モロー反射は、生後4か月ごろまで続きます。
通常、生後3か月ごろから赤ちゃんの首が座り始めていきますが、その首の座りに伴って徐々にモロー反射は見られなくなります。
私の娘も4か月ごろにはモロー反射をしなくなりました。
モロー反射がどうしても気になってしまう方へ
モロー反射は先ほども書きましたが、赤ちゃんなら誰にでも備わっている原始反射と呼ばれるものなので、病気ではありません。
とはいえ、モロー反射が原因で大泣きをしてしまう赤ちゃんも少なくありません。※私の娘もそうでした。
なので、モロー反射を防ぐ方法として、「おくるみ」を使用するという方法があります。
専用のおくるみを使用することによって、赤ちゃんに胎内にいたときの安心感を抱かせることが出来ます。
おくるみを使用することによって、赤ちゃんのモロー反射を防止させることができます。
おすすめはこのスワドルミーです。スワドルミーを使うことによって、モロー反射を防ぐことが出来るだけでなく、うつぶせ寝によって生じる乳幼児突然死症候群の予防にもつながるので、一石二鳥の必須アイテムです。
モロー反射に似ている、点頭てんかんという病気
モロー反射に似ている、という病気があります。
点頭てんかんとは、モロー反射とは異なり、てんかんという病気の1つです。
点頭てんかんとモロー反射の動きの違いを見分けることは、非常に難しいです。
点頭てんかんの具体的な動きは次のようなものがあります。
- 手足を驚いたようにビクッと動かす
- 腕を広げて指を広げる
- 何かに抱きつくような動きをする
「手足をビクッとさせる」という動きがモロー反射にもあり、点頭てんかんでも見受けられるので、見分け方が特に難しいです。
私の娘もその「手足をビクッとさせる」動きをしており、非常に不安な思いをしました。
実際にお医者さんに撮影した下の動画を見せに行きました。
病院でこの動画を見せたのですか、お医者さんもモロー反射なのか点頭てんかんなのかをその場で断定出来ませんでした。
しかし、脳波の検査やMRI検査をした結果、点頭てんかんではなく、敏感なモロー反射であることが分かり、一安心しました。
モロー反射と点頭てんかんの違いについて、詳しくは下記をご覧ください。
http://mens-beauty.co/moro-tenkan/
モロー反射と発達障害との関係性
モロー反射は生後4ヶ月頃を境に徐々になくなっていきます。
モロー反射が4ヶ月頃を過ぎてもなくなる気配がない場合は、音や光などの刺激に過度に反応してしまう感覚過敏などの疾患が考えられます。
しかし、実際に育ててみた感想としては、そんなに心配する必要はないと思います。
モロー反射も当然個人差があり、4ヶ月頃からおさまり始めると書きましたが、おさまらない人も当然います。
普段は心を落ち着かせながら、定期検診で気になることをお医者さんに聞いてみることをオススメします。
動画を拝見しました。
私の娘(生後4ヶ月、もう少しで5ヶ月)も動画の様子ととても似た動きをしており、先週1度小児科に行きましたが、月末に予防接種で再び来院するのでそれまで様子を見るように言われました。
娘さんは、いつ頃モロー反射が消失したのか教えて頂けないでしょうか。
コメントありがとうございます。
それは心配ですね、お気持ちお察しします。その後いかがでしょうか。
私の娘もなかなかモロー反射が終わらず、当時とても不安でした。
当時のことを振り返ってみると、モロー反射が消失したの5か月ごろだったと思います。
寝返りをし始めたタイミングで少しずつ減っていきました。参考になれば幸いです。