就活は恋愛に似ている?大切なのは「独自性」


就活を終えてみて、就活って恋愛と同じだと感じました。

今回はそんな内容です。就活を恋愛に例えて、それを踏まえてESをどのように書けば良いか書きましたのでチェックしていただきたいです。

ESに必要なのは”独自性”

タイトルにも書きましたが、就職活動は恋愛に例えると分かりやすいと思います。

【恋愛〜カップル成立】

知り合う → ラブレターを出す → デートを重ねる → 結婚

【就活〜内定】

企業説明会 → ES提出 → 面接 → 内定

こんな感じです。

今回ESというのは、恋愛におけるラブレターです。企業へ送るラブレター。しかし問題なのは、有名な企業(=美女)であればあるほど、ラブレター(=ES)を送る就活生(=ライバルの男)が多いという点です。恐らく大企業だと数万もの学生がESを出すでしょう。

では考えてみてください。あなたは数千、数万人からラブレターをもらえるイケメンだとしましょう。

あなたが女の子からラブレターをもらうなら、数多くのラブレターの中からどんなラブレターなら目を引きますか?どんな子とデートしてみたいと思いますか?

例えばこんなラブレターが来たらどうでしょう。

 

『じぇいさん、こんにちは。私はあなたの彼女になりたいと考えています。あなたはかっこ良くて、頭も良くてスポーツも出来て素敵な人です。あなたを知る友達からも、やさしい心に溢れていて、それが友人の多さにも表れていると聞きました。私は、あなたのような素敵な人の彼女になり、自分も素敵な人になりたいです。A子より』

 

たくさん褒められてちょっと嬉しいかもしれません。笑

でもこのラブレターを見て、A子さんと付き合いたいと思うでしょうか?怖いことを言うと、このラブレターの「A子」の部分を「B子」に替えてもこのラブレターは成立してしまうのではないでしょうか?

それなら別にA子さんじゃなくてもいい。このようなラブレターは誰にでも書けてしまうのです。そんなラブレターに「会ってみたい」と思わせる力はありません。

 

なぜこのラブレターはだめなのでしょうか。

 

それは上述にもある通り、「A子」の独自性が入っていないからです。「A子」の独自性とは、「A子」独自の経験、想い、あなたとの関連性などです。

あなたを褒めるだけのラブレターなら誰にでも書けますが、「A子」があなたと出会った時のことや「A子」があなたと共通の趣味を持っていて、似たような考え方をしていて、同じような物が好きで、あなたと夢が同じで、、、ということは「A子」にしか書けません。

例えばこういうラブレターです。

『じぇいさん、こんにちは。私はあなたの彼女になりたいと考えています。この前、初めてカフェで出会ったとき、あなたは私がお財布を忘れたことに気付き、こっそり飲み物を買ってくれましたね。こんなに優しい人がいるのか、と感動したのを今でも忘れません。私はどんな人にも優しく出来る人間になりたいと思って生きてきました。そしてまさにこんな人になりたいという人に出会えたのです。あなたです。後日、あなたを知る友達からは、あなたがサッカーが大好きだと聞きました。実は、私も大学でサッカー部のマネージャーをしています。もしよければ、いつか一緒にサッカーの試合を見に行けたら良いなと思っています。そのときは、あなたの彼女として。A子より。』

 

どうでしょう、少しグッときませんか?(笑)

前置きが長くなりました。笑

つまり、「結論が最初にきていてわかりやすい」「ロジックが通っている」「簡潔明瞭で分かりやすい」「企業をしっかり理解している」このような小手先のテクニックが完璧でも、それ以上のことは何も読み取れないのです。

良い言い方をすれば、教科書にのっているような「良いESの例」の見本みたいな内容です。でも教科書に載っている「良いESの例」って記憶に残らないですよね。

なぜなら、それは「誰でもこの例を真似て書けば同じようなESが書けるように作られているからです。だから「良いESの例」は独自色がないのです。独自色がなければ、当然印象には残りせん。

 

独自色を出すために最も有効なのはインターンでの経験です。インターンの経験は独自性が大きく、そのときの経験から学んだことや感じたことを書くと有効です。次点でOB訪問も考えられます。OB訪問をすることで、その企業の社員に共通する性格や雰囲気が見つかるかもしれません。理系なら工場見学なども有効ですね。

 

今回は、ESを就活を恋愛に例え、主にESについての書き方をシェアしました。就活はスタートダッシュが出来れば出来るほど良いので、早めに取り組んでいきましょう。

 

 

 

 


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